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ルムジェブ ® (インスリン リスプロ(遺伝子組換え))
以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、最新の添付文書をご確認ください。
ルムジェブ(インスリン リスプロ)とヒューマログ(インスリン リスプロ)の薬物動態に違いはあるのか?
ルムジェブの最高濃度の50%に達する時間(Early 50% Tmax)はヒューマログに比べ13分短縮し、ルムジェブでAUC0-15minはヒューマログに比べ4.8倍に、AUC0-30minは2.4倍に増加し、早期のインスリン リスプロの曝露量が統計学的に有意に増加しました。
日本人1型糖尿病患者31例を対象に、ルムジェブ15単位を単回皮下投与したときのインスリン
リスプロの薬物動態パラメータ及び血清中濃度の推移をヒューマログ15単位と比較しました。
ルムジェブでは最高濃度の50%に達する時間(Early
50%
Tmax)がヒューマログに比べ13分統計学的に有意に短縮しました。より速やかな吸収により、ルムジェブでAUC0-15minはヒューマログに比べ4.8倍に、AUC0-30minは2.4倍に増加し、早期のインスリン リスプロの曝露量が統計学的に有意に増加しました。また、ルムジェブのTmaxは47分、ヒューマログのTmaxは
59分でした。
インスリン
リスプロの吸収促進に加え、ルムジェブではヒューマログに比べてAUC3-10hは66%減少し、後期の曝露量が減少しました。さらにルムジェブの曝露持続時間(Duration)は88分短縮しました。また、ルムジェブとヒューマログとの間で、Cmax及び総曝露量であるAUC0-∞に統計学的な有意差は認められませんでした。ルムジェブ及びヒューマログの半減期の幾何平均値(変動係数%)は、35分(31%)及び49分(33%)でした1,2。
図 1. 1型糖尿病患者にルムジェブ又はヒューマログ15単位単回皮下投与後の 血清中インスリン リスプロ濃度推移(平均値)
2. ルムジェブ 添付文書
最終更新日: 2020年2月10日
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