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オルミエント ® (バリシチニブ)
有害事象ご報告のお願い(適応症:COVID-19専用)
COVID-19感染拡大防止の観点により、上記のリンクに有害事象の報告方法を掲載しております。
オルミエント®をCOVID-19の治療目的で使用し、有害事象をご経験された場合はご覧ください。
以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、最新の添付文書をご確認ください。
<COVID-19>COVID-19患者にオルミエント(バリシチニブ)を投与する際は必ずレムデシビルを併用する必要があるのか?単剤での投与は可能か?
SARS-CoV-2による肺炎に対するバリシチニブの用法はレムデシビルとの併用投与であり、単剤投与での承認は取得しておりません。
解説
<新型コロナウイルス感染症:COVID-19>
SARS-CoV-2による肺炎に対するバリシチニブの用法及び用量は以下の通りで1、バリシチニブはレムデシビルとの併用投与であり、単剤投与での承認は取得しておりません。用法及び用量に従ってご使用ください。
【用法及び用量】(抜粋)
通常、成人にはレムデシビルとの併用においてバリシチニブとして4mgを1日1回経口投与する。なお、総投与期間は14日間までとする。
【用法及び用量に関連する注意】(抜粋)
<効能共通>
・プロベネシドとの併用時にはバリシチニブを2mg 1日1回に減量するなど用量に注意すること。
<SARS-CoV-2による肺炎>
・SARS-CoV-2 による肺炎に対するレムデシビル以外の薬剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
・中等度の腎機能障害のある患者には、2mgを1日1回経口投与する。重度の腎機能障害(15≦eGFR<30 mL/分/1.73m2)がある患者に対して治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合には、下表を参考に投与することができる。
腎機能障害 |
推算糸球体ろ過量 |
投与量 |
正常又は軽度 |
eGFR≧60 |
4mgを1日1回投与 |
中等度 |
30≦eGFR<60 |
2mgを1日1回投与 |
重度 |
15≦eGFR<30 |
2mgを48時間ごとに1回投与(投与回数は最大7回) |
eGFR<15 |
投与しない |
[参考資料]
-
オルミエント 添付文書
[略語]
COVID-19 = SARS-CoV-2による感染症
SARS-CoV-2 = 重症急性呼吸器症候群コロナウイルス-2
◆Lillymedical.jp◆
最終更新日: 2021年4月17日
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