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オルミエント ® (バリシチニブ)
有害事象ご報告のお願い(適応症:COVID-19専用)
COVID-19感染拡大防止の観点により、上記のリンクに有害事象の報告方法を掲載しております。
オルミエント®をCOVID-19の治療目的で使用し、有害事象をご経験された場合はご覧ください。
以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、最新の添付文書をご確認ください。
<効能共通>オルミエント(バリシチニブ)を投与する際に医療従事者が考慮する必要がある静脈血栓塞栓症(DVT/PE)のリスク因子は?
関節リウマチ患者を対象とした臨床試験において静脈血栓塞栓症を発現した患者が有していた静脈血栓塞栓症に関するリスク因子は、肥満、手術歴、可動性低下等でした。SARS-CoV-2による肺炎患者を対象とした臨床試験において静脈血栓塞栓症を発現した患者が有していた静脈血栓塞栓症に関するリスク因子は、肥満、年齢(65歳以上)、うっ血性心不全、慢性呼吸器疾患等でした。
[解説]
<効能共通>
関節リウマチ患者を対象とした臨床試験において静脈血栓塞栓症を発現した患者が有していた静脈血栓塞栓症に関するリスク因子は、肥満、手術歴、可動性低下等でした1)。また、SARS-CoV-2による肺炎患者を対象とした臨床試験において静脈血栓塞栓症を発現した患者が有していた静脈血栓塞栓症に関するリスク因子は、肥満(BMI 30kg/m2以上)、年齢65歳以上等でした2)。なお、COVID-19患者では静脈血栓塞栓症の発現リスクが高まることが知られています3)。
これらの静脈血栓塞栓症のリスク因子を有する患者にバリシチニブを投与する場合は、観察を十分に行いながら、慎重に投与してください。また、SARS-CoV-2による肺炎患者にバリシチニブを投与する場合は、やむを得ない場合を除き、抗凝固薬の投与等による血栓塞栓予防を行ってください4)。
[引用元]
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オルミエント 適正使用ガイド
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オルミエント申請資料概要(CTD2.5.5)
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Porfidia, A. et al. Venous thromboembolism in patients with COVID-19: Systematic review and meta-analysis. Thromb Res. 2020; 196:67-74.
[略語]
COVID-19 = SARS-CoV-2による感染症
DVT = 深部静脈血栓症
PE = 肺塞栓症
SARS-CoV-2 = 重症急性呼吸器症候群コロナウイルス-2
最終更新日: 2022年1月07日
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