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レットヴィモ ® （セルペルカチニブ）
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レットヴィモ（セルペルカチニブ）をCYP3A の基質となる薬剤と併用してもよいか？併用した場合の影響は？
併用には注意が必要です。 セルペルカチニブをCYP3Aの基質となる薬剤と併用する場合、これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがありますので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意してください。
［解説］
セルペルカチニブは、CYP3A阻害作用を示すため、併用には注意が必要です1。セルペルカチニブがCYP3Aを阻害することにより、CYP3Aの基質となる薬剤（ミダゾラム、トリアゾラム、ロミタピド等）の血中濃度が上昇する可能性があります1。
したがって、セルペルカチニブをCYP3Aの基質となる薬剤と併用する場合には、これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがありますので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意してください1。
なお、臨床試験において、セルペルカチニブとミダゾラム併用時の薬物動態は、次のとおりでした。
●ミダゾラム（外国人データ）1,2
健康成人被験者16 例にセルペルカチニブ160mg を1 日2 回反復経口投与し、ミダゾラム（CYP3A の基質）2mg を単回経口投与したとき、ミダゾラム単独投与時に対するセルペルカチニブ併用投与時のミダゾラムのCmax 及びAUCinf の幾何平均値の比は、1.39 及び1.54 でした1,2。
1. レットヴィモ 添付文書
2. レットヴィモ 申請資料概要（CTD 2.7.2.2.5.3）（承認時評価資料）
最終更新日: 2021年9月
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