変形性関節症におけるサインバルタ（デュロキセチン）の臨床試験では、1日1回投与以外の試験を行っているのか？

［解説］

変形性関節症患者を対象とした臨床試験では、国内、海外共に1日1回投与以外の試験は行われていません。

参考：

【健康成人における反復投与後の血漿中濃度と占有率の経時的変化】

健康成人男性3例へのデュロキセチン60 mg朝食後1日1回7日間反復経口投与において、最終投与の7日目投与後24時間の時点で、セロトニントランスポーター占有率は78%を示したことから、デュロキセチンの投与回数として1日1回は妥当であると考えられた¹⁾。

［引用元］

1. Takano, A. et al.: Psychopharmacology, 185(3): 395-399, 2006（CNS12932）