チャットボットで問い合わせる
当社製品の副作用・不具合に関わると思われる事項につきましては、必ずお電話(0120-360-605)にてお問い合わせいただけますようお願いいたします。
トルリシティ ® (デュラグルチド(遺伝子組換え))
以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、最新の添付文書をご確認ください。
トルリシティ(デュラグルチド)の投与で体重は減少するのか?
国内第3相臨床試験(GBDP試験、GBDY試験、GBDQ試験)の結果をご紹介します。
[解説]
デュラグルチド0.75 mgの単独療法を検討した国内第3相臨床試験(GBDP試験)において、ベースラインから26週までの変化量[最小二乗平均値]は −0.02 kgでした1)。
経口血糖降下薬の併用療法を検討した国内第3相臨床試験(GBDY試験)において、スルホニルウレア剤又は速効型インスリン分泌促進剤との併用療法時にはベースラインから26週までの変化量[最小二乗平均値(±標準誤差)] は-0.48 (± 0.17)kgでした2)。
また、経口血糖降下薬の併用療法を検討した国内第3相臨床試験(GBDQ試験)において、各薬剤との併用療法時のベースラインから52週までの変化量は表 1の通りでした。
表 1. 国内第Ⅲ相臨床試験(GBDQ試験)におけるベースラインから52週までの体重の変化量2)
併用薬 |
体重a(kg) |
スルホニルウレア剤(n=131) |
0.10 (± 0.24) |
α-グルコシダーゼ阻害剤(n=65) |
-1.24 (± 0.42) |
ビグアナイド系薬剤(n=61) |
-0.87( ± 0.40) |
チアゾリジン系薬剤(n=66) |
1.02 (± 0.35) |
速効型インスリン分泌促進剤(n=71) |
0.04 (± 0.26) |
a ベースラインから52週までの変化量[最小二乗平均値 (± 標準誤差)]
1. Miyagawa J et al. Once-weekly glucagon-like peptide-1 receptor agonist dulaglutide is non-inferior to once-daily liraglutide and superior to placebo in Japanese patients with type 2 diabetes: a 26-week randomized phase III study. Diabetes, Obesity and Metabolism 2015; 17(10):974-983
2. トルリシティ 添付文書
最終更新日: 2020年10月28日
お問い合わせ
電話で問い合わせる
受付時間: 8:45~17:30 (土・日・祝祭日及び当社休日を除く)