トルリシティ ® (デュラグルチド(遺伝子組換え))
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トルリシティ(デュラグルチド)とスルホニルウレア剤を併用する場合、スルホニルウレア剤の用量はどの程度減量したらいいか?
インクレチン(GLP-1受容体作動薬とDPP-4阻害薬)の適正使用に関する委員会からのリコメンデーション(2011年9月29日修正)において、スルホニルウレア剤とGLP-1受容体作動薬の併用について注意喚起がされております。他のGLP-1受容体作動薬と同様にスルホニルウレア剤との併用の際には、こちらの資料をご参照頂きスルホニルウレア剤の減量をご検討ください。
[解説]
インクレチン(GLP-1受容体作動薬とDPP-4阻害薬)の適正使用に関する委員会からのリコメンデーション(2011年9月29日修正)において、スルホニルウレア剤とGLP-1受容体作動薬の併用について注意喚起がされております1)。他のGLP-1受容体作動薬と同様にスルホニルウレア剤との併用の際には、こちらの資料をご参照頂きスルホニルウレア剤の減量をご検討ください。
参考:
詳細はリコメンデーション本文をご確認ください。
インクレチン(GLP-1受容体作動薬とDPP-4阻害薬)の適正使用に関する委員会からのリコメンデーションでは、スルホニルウレア剤ベースで治療中の患者でDPP-4阻害薬を追加投与する場合、スルホニルウレア剤は減量が望ましいとしており、1日用量として
・グリベンクラミド1.25 mg以下
・グリクラジド40 mg以下
・グリメピリド2 mg以下
に減量することを推奨しております1)。
なお、デュラグルチドと各種経口血糖降下薬、インスリン製剤等の糖尿病治療薬との併用は、血糖降下作用を増強させる可能性があることから、併用注意と設定されております2)。
[引用元]
インクレチン(GLP-1受容体作動薬とDPP-4阻害薬)の適正使用に関する委員会: 「インクレチン(GLP-1受容体作動薬とDPP-4阻害薬)の適正使用に関する委員会」から(2011年9月29日修正)
最終更新日: March 2023
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