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トルリシティ ® (デュラグルチド(遺伝子組換え))
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トルリシティ(デュラグルチド)の低血糖の発現機序は?
デュラグルチドを含むGLP-1受容体作動薬による低血糖の発現機序は明確になっていません。
[解説]
GLP-1は、血糖応答性のインスリン分泌促進作用を示すため1)、一般にGLP-1受容体作動薬単独での使用では低血糖は発現しにくいと考えられておりますが2)、GLP-1受容体作動薬による低血糖の発現機序は明らかになっていません。
参考:
一般に、低血糖は糖尿病治療中のインスリン過剰状態、グルカゴン過剰抑制、血糖値変動に反応して亢進するはずの交感神経活性の障害により出現すると考えられます3)。
[引用元]
トルリシティ申請資料概要CTD1.5.2.2(承認時評価資料)
弘世 貴久: もう手放せない!GLP-1受容体作動薬, 49-54, 2013(HMN30502)
最終更新日: May 2023
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