当社製品の副作用・不具合に関わると思われる事項につきましては、必ずお電話にてお問い合わせいただけますようお願いいたします。
医療関係者向けお問い合わせ窓口:0120-360-605
受付時間:8:45~17:30(土・日・祝祭日及び当社休日を除く)
トルリシティ ® (デュラグルチド(遺伝子組換え))
以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、最新の添付文書をご確認ください。
トルリシティ(デュラグルチド)によりインスリン抵抗性は改善するか?
国内第2相、第3相臨床試験では、デュラグルチド0.75 mg投与により、インスリン感受性に対する統計学的に有意な変化は認められませんでした。
国内第2相、第3相臨床試験(GBCZ試験、GBDP試験及びGBDQ試験)において、HOMA2-%Sを指標としてインスリン抵抗性を評価した結果、デュラグルチド0.75 mgの単独療法及び経口血糖降下薬との併用療法によって、インスリン感受性に対する統計学的に有意な変化は認められませんでした1)。
デュラグルチド0.75mgの単独療法では、インスリン濃度及びC-ペプチド濃度を用いて算出したHOMA2-%Sのベースラインからの変化量は本剤群とプラセボ群及び対象群であるリラグルチド群の間に統計学的有意差は認められませんでした。
また、経口血糖降下薬[スルホニル尿素薬(SU)、ビグアナイド薬、α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)、チアゾリジン誘導薬(TZD)又はグリニド薬]単剤との併用療法では、インスリン濃度を用いて算出したHOMA2-%Sは、いずれの併用群でも、ベースラインから投与26週時(LOCF)及び投与52週時(LOCF)までに統計学的に有意な変化は認められませんでした。C-ペプチド濃度を用いて算出したHOMA2-%Sでは、投与52週時(LOCF)にα-GI投与群のみでベースラインからの統計学的に有意な上昇が認められたが(p=0.021)、その他の評価時点及び投与群では、統計学的に有意なベースラインからの変化は認められませんでした1)。
(略語)HOMA2-%S:Homeostasis Model Assessment for insulin sensitivity
[引用元]
1) トルリシティ 申請資料概要(CTD2.7.3.3.2.5.2)
最終更新日: 2019年8月28日
お問い合わせ
電話で問い合わせる
受付時間: 8:45~17:30 (土・日・祝祭日及び当社休日を除く)