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トルツ ® (イキセキズマブ(遺伝子組換え))
以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、最新の添付文書をご確認ください。
イキセキズマブによる注射部位疼痛の原因は特定されていません。
一般的に、注射部位疼痛の原因の可能性として、クエン酸緩衝液等の添加物、pH、浸透圧、薬液の量等が報告されています1), 2), 3)。しかしながら、イキセキズマブによる注射部位疼痛については、原因を特定するための試験は行われておらず、原因は特定されていません。
トルツの薬液の組成は、使用期限まで安定性が確保できるように最適化されています。
トルツの製剤の開発では様々な組成で安定性が検証され、その結果、クエン酸緩衝液が製剤の安定性を確保するために不可欠であり、他の緩衝液では安定性が適切なレベルに達しないことが判明しました。製剤の安定性を更に最適化するため、pH、有効成分(イキセキズマブ)の濃度、浸透圧 といった観点からも検討されました。このようにトルツ薬液の組成は、使用期限まで安定性を確保するために様々な観点から検証が行われ、最適な組成が選択されています。
[参考資料]
1) Brazeau GA et al. J Pharm Sci. 1998 Jun;87(6):667-677
2) Fransson J et al. J Pharm Pharmacol. 1996 Oct;48(10):1012-1015
最終更新日: 2019 M09 27
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