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ジェムザール ® (ゲムシタビン塩酸塩)
以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、最新の添付文書をご確認ください。
ジェムザール(ゲムシタビン)の発疹が発現した場合は、どのような対処をすればいいですか?
臨床試験時の発疹の程度はほとんどがグレード1(軽度)で、必ずしも薬剤による処置を必要とはしませんでしたが、症例によっては、ステロイドや抗ヒスタミン薬を使用した症例もあります。
<発疹に対する処置について>
ジェムザールの発疹の対処法について発疹発現例6例について検討した海外の報告では、経口抗ヒスタミン剤および局所コルチステロイドでコントロール可能であり、実際にはプレドニゾロン (0.5 mg/kg)が必要になることもまれで、ジェムザール投与後3日間の経口抗ヒスタミン剤投与により発疹の再発が抑えられるか、又はその程度が軽減されたとされています1)。
また、発疹発現例7例について検討した国内の報告においても、治療により改善したと報告されています2)。
<発疹の再発・再燃について>
発疹が見られた症例では、ジェムザール投与毎に、繰り返し発疹が発現する場合があります。
発疹の再発・再燃に関して、発疹発現例6例について検討した海外の報告では、24時間以内にジェムザールを再投与した場合には、より広汎な範囲で、より早期に発疹の再発、悪化がおこることが認められています1)。
また、発疹発現例7例について検討した国内報告では7例中4例が皮疹の再燃・増悪が認められたとされています2)。
1. Chen YM et al. Journal of Clinical Oncology 1996; 14(5):1743-1744
最終更新日: 2020年8月24日
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