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ジプレキサ ® (オランザピン)
添付文書
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ジプレキサ(オランザピン)の統合失調症の各症状に対する作用機序(薬理作用)は?
ジプレキサによる統合失調症の各症状の改善は、下記の作用機序によると考えられています。
ジプレキサによる統合失調症の各症状の改善は、下記の作用機序によると考えられています1),2),3)。
【臨床症状と想定作用機序】
・辺縁系領域のドパミン受容体遮断
・グルタミン酸系の賦活
・α1アドレナリン受容体
<陰性症状の改善>
・前頭前野でのドパミン、ノルエピネフリン/ノルアドレナリンの増加
・セロトニン受容体遮断
・グルタミン酸系の賦活
<認知症状の改善>
・前頭前野でのドパミン、ノルエピネフリン/ノルアドレナリンの増加
・軽度の前頭前野でのドパミン受容体遮断
・セロトニン受容体遮断
<抑うつ症状の改善>
・前頭前野でのドパミン、ノルエピネフリン/ノルアドレナリンの増加
・セロトニン受容体遮断
[参考資料]
1) 山口 高史ほか.臨床精神薬理 2001; 4(7): 919-930.
2) Frank P Bymaster, et al. 臨床精神薬理 1999; 2(8): 885-911.
3) KURT Rasmussen, et al. 最新精神医学 2013;18(2):161-170.
最終更新日: 2019年6月17日
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