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サイラムザ ® (ラムシルマブ(遺伝子組換え))
添付文書
以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、最新の添付文書をご確認ください。
サイラムザ(ラムシルマブ)治療中の静脈血栓塞栓症の対処法は?
異常が認められた場合には、ラムシルマブの投与を中止し、適切な処置を行ってください。
[解説]
ラムシルマブ治療中に静脈血栓塞栓症があらわれることがあり、死亡に至る例が報告されています1)。観察を十分に行い、異常が認められた場合にはラムシルマブの投与を中止し、適切な処置を行ってください1)。
急性期の肺血栓塞栓症及び深部静脈血栓症が発現した場合には、「肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断、治療、予防に関するガイドライン」2)等を参考に、早期に未分画ヘパリン※の投与を開始するなど適切な処置を行ってください3)。
※「肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断、治療、予防に関するガイドライン」2)では、出血性潰瘍、脳出血急性期、出血傾向、悪性腫瘍、動静脈奇形、重症かつコントロール不能の高血圧、慢性腎不全、慢性肝不全、出産直後、大手術・外傷・深部生検後の2週間以内等は原則禁忌とされています。
[引用元]
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日本循環器学会 編・著, 肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断、治療、予防に関するガイドライン(2017年改訂版)
最終更新日: 2022年4月25日
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