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ヒューマログ ® (インスリン リスプロ(遺伝子組換え))
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ヒューマログ(インスリンリスプロ)の血中濃度測定方法は?
血清中のインスリンリスプロを血清中インスリンと区別し、特異的に測定するRadio immunoassay(RIA)法があります。
[解説]
血清中のインスリン リスプロを血清中インスリンと区別し、特異的に測定するRadio immunoassay(RIA)法があります1)。
ヒューマログの国内第I相試験のRIA法で用いたヒトインスリン抗体はインスリン リスプロとも同等に交差反応することが示されており、血清中のヒトインスリンとインスリン リスプロが同等に測定されることが確認されました。このため、インスリン リスプロの血中濃度の値は、インスリンの総血中濃度から内因性のインスリン濃度(同時に測定したC-peptide immunoreactivity[CPR]値より算出)を減じて求められています2)。
なお、市販のヒトインスリン測定キットの中には血清中のインスリン リスプロが測定可能なものがある一方、全く検知できないものがあるとされています3)。
[引用元]
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Browsher, R. R. et al.: Clinical Chemistry, 45(1): 104-110, 1999(HMN12570)
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浦江 明憲 他: 臨床医薬, 16(11): 1601-1611, 2000(HMN14259)
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寺内 康夫 他: 医学のあゆみ, 211(3): 265-266, 2004(HMN18004)
最終更新日: 2022年8月08日
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