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サインバルタ ® (デュロキセチン塩酸塩)
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サインバルタ(デュロキセチン)の緑内障及び散瞳の副作用の発現頻度、及び発現機序は?
国内臨床試験の安全性評価対象例2079例において、閉塞隅角緑内障が1例、0.05%の発現頻度でした。
緑内障及び散瞳の発現頻度は不明です1。国内臨床試験の安全性評価対象例2079例において、閉塞隅角緑内障が1例(慢性腰痛症に伴う疼痛の国内臨床試験)、0.05%の発現頻度でした2。
デュロキセチンのノルアドレナリン再取り込み阻害作用により、緑内障又は眼内圧亢進の症状を悪化させるおそれがあります2,3。
<参考>
一般的に、ノルアドレナリン神経系である交感神経が亢進しますと、瞳孔散大筋が収縮し散瞳が発現すると考えられています4。
なお、コントロール不良の閉塞隅角緑内障患者への投与は禁忌、緑内障又は眼内圧亢進のある患者は慎重投与となっていますのでご注意ください1,2。
1. サインバルタ 添付文書 https://www.lillymedical.jp/jp/JA/_Assets/non_public/Cymbalta/PDF/CYM_PI.pdf
最終更新日: 2020年05月
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