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サインバルタ ® (デュロキセチン塩酸塩)
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うつ病・うつ状態患者を対象とした国内第3相無作為化比較試験において、デュロキセチン併合群(1日1回40 mg又は60 mg群の併合)は、プラセボ群と比較してHAM-D17下位項目の“入眠障害”の有意差が認められました(P<0.05)。なお、同下位項目の“熟眠障害”及び“早朝熟眠障害”では有意差は認められておりません 1。
次に、この試験のHAM-D17の追加解析として、睡眠障害のサブスケールを用いて経時的に検討しました。
その結果、睡眠障害に関するサブスケール∗に関して、デュロキセチン併合群は4週時点のみプラセボ群に対して有意差が認められました(P<0.05) 2。
∗ 睡眠障害に関するサブスケール - HAM-D17項目のうち3項目:入眠、熟眠、早朝覚醒
HAM-D = Hamilton Depression Rating Scale
1. 樋口輝彦ほか. 臨床精神薬理 2009; 12(7):1613-1634
2. 樋口輝彦. 臨床精神薬理 2011; 14(3):529-542
最終更新日: 2020 M06 19
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