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ストラテラ ® (アトモキセチン塩酸塩)
以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、最新の添付文書をご確認ください。
<小児期注意欠陥/多動性障害(ADHD)>
国内の臨床試験の解析では、悪心及び食欲減退について、初発例は投与後2週間以内に多く発現しており、その後減少する傾向が認められました。
また、小児期ADHD患者を対象としたプラセボ対照試験のメタアナリシスにおいて、アトモキセチン(ATX)群及びプラセボ群において報告された消化器関連の有害事象(TEAE)の発現までの日数(中央値)は以下の通りでした1)。
[有害事象の発現までの日数(発現例数)]
悪心:ATX群7.5日(256例)、プラセボ群14.0日(62例)
嘔吐:ATX群18.0日(248例)、プラセボ群25.0日(75例)
食欲減退:ATX群8.0日(458例)、プラセボ群9.5日(66例)
<成人期ADHD>
成人期ADHDの日本を含むアジア地域で実施した臨床試験(LYEE試験)では、消化器系有害事象(悪心及び嘔吐)の多くは投与後1週間以内に多く発現していました2)。
また、成人ADHD患者を対象としたプラセボ対照試験のメタアナリシスにおいて、アトモキセチン(ATX)群及びプラセボ群において報告された消化器関連の有害事象(TEAE)の発現までの日数(中央値)は以下の通りでした1)。
[有害事象の発現までの日数(発現例数)]
悪心:ATX群4.0日(224例)、プラセボ群13.0日(38例)
食欲減退:ATX群2.0日(85例)、プラセボ群5.0日(17例)
[参考資料]
1) Wietecha LA et al. The Journal of Clinical Psychiatry 2013; 74(12):1217-1223
2) ストラテラ 審査報告書 (成人期ADHD)
最終更新日: 2019 M09 12
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