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インスリン グラルギン BS注「リリー」 (インスリン グラルギン(遺伝子組換え)[インスリン グラルギン後続1])
以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、最新の添付文書をご確認ください。
先行バイオ医薬品であるインスリン グラルギン(ランタス®)とインスリン グラルギンBS注「リリー」の低血糖症の発現に違いはあるのか?
成人1 型糖尿病患者を対象とした第III 相試験の結果、治験薬との因果関係を否定できない低血糖症はインスリン グラルギンBS注「リリー」(以下、本剤)群3.7%、ランタス®(以下、標準製剤)群3.4%に認められました。 また、成人2型糖尿病患者を対象にした第III試験では治験薬との因果関係を否定できない低血糖症は、本剤群0.5%、標準製剤群0.5%に認められました。
[解説]
成人1型糖尿病患者を対象にインスリン リスプロ1日3回食前皮下投与併用時のインスリン グラルギンBS注「リリー」(以下、本剤)と先行バイオ医薬品であるランタス®(以下、標準製剤)1日1回皮下投与を比較した第III相国際共同試験(ABEB試験:ELEMENT-1試験、52週間投与)[本剤群268例(日本人49例)、標準製剤群267例(日本人51例)]において、治験薬との因果関係を否定できない低血糖症は、本剤群10/268例(3.7%)、標準製剤群9/267例(3.4%)でした1)。
また、成人2型糖尿病患者を対象に経口血糖降下薬与併用時の本剤と標準製剤1日1回皮下投与を比較した海外第III相試験(ABEC試験:ELEMENT-2試験、24週間投与)[本剤群376例、標準製剤群380例]において、治験薬との因果関係を否定できない低血糖症は、本剤群2/376例(0.5%)、標準製剤群2/380例(0.5%)でした2)。
[引用元]
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インスリン グラルギンBS注「リリー」 申請資料概要 CTD2.7.6.7.2.4.3.1(承認時評価資料)
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インスリン グラルギンBS注「リリー」 申請資料概要 CTD2.7.6.8.2.4.3.1(承認時評価資料)
最終更新日: 2022年5月31日
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