当社製品の副作用・不具合に関わると思われる事項につきましては、必ずお電話にてお問い合わせいただけますようお願いいたします。
医療関係者向けお問い合わせ窓口:0120-360-605
受付時間:8:45~17:30(土・日・祝祭日及び当社休日を除く)
インスリン グラルギン BS注「リリー」 (インスリン グラルギン(遺伝子組換え)[インスリン グラルギン後続1])
以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、最新の添付文書をご確認ください。
重篤な腎機能障害患者に対するインスリン グラルギンBS注「リリー」の投与は、低血糖を起こしやすいため、慎重投与となっています1)。
一般にインスリンでは軽度の腎機能障害[糸球体濾過量(GFR)>40 mL/min]では、腎臓のインスリンクリアランスに変化を認めませんが、GFRが15~20 mL/min以下になるとインスリンクリアランスが低下、インスリンの血中半減期は延長することが知られています2)。したがって、重篤な腎機能障害患者では、用量の設定を慎重に行ってください。
また、個々の症例によって作用延長時間等は異なるため、血糖値を測定しながら適宜調整してください。
[参考資料]
1) インスリン グラルギンBS注「リリー」 添付文書
2) 石川和夫ほか. 臨牀透析 1987; 3(1):23-26
最終更新日: 2019 M07 03
受付時間: 8:45~17:30 (土・日・祝祭日及び当社休日を除く)