ベージニオ ® (アベマシクリブ)

添付文書

以下の情報はご要望にお答えするためのものであり、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる可能性がありますのでご注意ください。薬剤の使用に際しては、最新の添付文書をご確認ください。

ベージニオ(アベマシクリブ)投与が臨床検査値に及ぼす影響は?血清クレアチニン濃度は、いつ、どの程度増加するのか?

アベマシクリブは、腎尿細管における血中から尿中へのクレアチニンの分泌を低下させます。そのため、投与中は血清クレアチニン値が上昇しますが、必ずしも糸球体機能の障害を反映しているものではありません。 投与開始後はアベマシクリブの血中濃度の上昇とともに血清クレアチニン値が上昇し、多くの場合、ベースラインか ら15 ~ 40%上昇した値で推移します。

解説

アベマシクリブは、腎尿細管における血中から尿中へのクレアチニンの分泌を低下させます。そのため、投与中は血清クレアチニン値が上昇しますが、必ずしも糸球体機能の障害を反映しているものではありません1-3

投与開始後はアベマシクリブの血中濃度の上昇とともに血清クレアチニン値が上昇し、多くの場合、ベースラインから15 40%上昇した値で推移します。副作用等により本剤を休薬すると、血清クレアチニン値はベースラインの値に戻り、投与を再開すると再び上昇します1,3

1. ベージニオ投与開始後の血清クレアチニン値の推移(模式図)4

臨床検査値異常としての血中クレアチニン増加は、アベマシクリブとフルベストラントを併用した国際共同第III相試験(MONARCH 2試験)では434例中427例(98.4%)に認められました1

アベマシクリブと非ステロイド性アロマターゼ阻害剤(NSAI :レトロゾール又はアナストロゾール)を併用した国際共同第III相試験(MONARCH 3試験)では314例中308例(98.1%)に認められました1

[参考資料]

1. ベージニオ 承認時評価資料

2. Dickler MN et al. MONARCH 1, A Phase II Study of Abemaciclib, a CDK4 and CDK6 Inhibitor, as a Single Agent, in Patients with Refractory HR+/HER2- Metastatic Breast Cancer. Clin Cancer Res. 2017 Sep 1;23(17):5218-5224. doi: 10.1158/1078-0432.CCR-17-0754. Epub 2017 May 22

3. Chappell JC, Turner PK, Pak YA, et al. Abemaciclib inhibits renal tubular secretion without changing glomerular filtration rate. Clin Pharmacol Ther. 2019;105(5):1187-1195. https://ascpt.onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/cpt.1296

4. ベージニオ 適正使用ガイド https://www.lillymedical.jp/jp/JA/_Assets/non_public/Verzenio/PDF/ABE_TEKISEI_GUIDE.pdf

最終更新日: 2020 M05 07


お問い合わせ

電話で問い合わせる

0120-360-605

受付時間: 8:45~17:30 (土・日・祝祭日及び当社休日を除く)

もしくはこちらからお問い合わせ下さい

チャットで問い合わせる 受付時間: 8:45~17:30 (土・日・祝祭日及び当社休日を除く)

メールで問い合わせる

MSLとの面談予約