ベージニオ ® (アベマシクリブ)

添付文書

以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、最新の添付文書をご確認ください。

ベージニオ(アベマシクリブ)の副作用「間質性肺疾患」の対処法、モニタリング方法は?

アベマシクリブ投与における間質性肺疾患に対するモニタリングや対処方法については以下の通りです。

[解説]

アベマシクリブにおける間質性肺疾患に関するモニタリングと対処方法については添付文書の警告欄に以下の通り注意喚起されています1)

  • アベマシクリブ投与開始前に、胸部CT等の検査及び問診を実施し、間質性肺疾患の合併又は既往歴の有無を確認した上で、投与の可否を慎重に判断すること。

  • 間質性肺疾患があらわれ、死亡に至った症例も報告されているので、初期症状(呼吸困難、咳嗽、発熱等)の確認、動脈血酸素飽和度(SpO2)の検査及び胸部X線検査の実施等、患者の状態を十分に観察すること。

  • 異常が認められた場合には、速やかに本剤を休薬し、呼吸器疾患に精通した医師と連携の上、胸部CT等の検査を実施するとともに、適切な処置を行うこと。

  • 本剤による間質性肺疾患と診断された場合は、本剤の投与を中止すること。


<モニタリング>2)

投与開始前のモニタリング

  • 間質性肺疾患の合併又は既往歴がないことを確認した上で、本剤の投与の可否を慎重に判断してください。

  • 臨床症状(呼吸状態、咳及び発熱等の有無)・身体所見(SpO2、胸部聴診)の確認

  • 胸部CT(可能な場合は高分解能CT)検査等

  • 問診

投与中のモニタリング

  • 患者の状態を十分に観察してください。

  • 臨床症状(呼吸状態、咳及び発熱等の有無)・身体所見(SpO2、胸部聴診)の確認

症状として、呼吸困難が労作時のみであったり、呼吸器症状を訴えず、微熱や倦怠感のみなど、わかりにくい場合があるので、注意深く確認してください。

  • 必要に応じて、胸部X線及び胸部CT(可能な場合は高分解能CT)検査、血液検査(KL-6等の血清マーカー

乳癌治療の効果判定のための画像検査で胸部(肺野)の状態を観察することを推奨します。