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ベージニオ ® (アベマシクリブ)
添付文書
以下は適正使用情報として、本邦における承認事項(用法・用量、適応、剤形など)以外の情報が含まれる場合がございます。薬剤の使用に際しては、最新の添付文書をご確認ください。
ベージニオ(アベマシクリブ)と併用してはいけない薬剤は?併用する際に注意しなければならない薬剤は?
アベマシクリブには併用禁忌の薬剤はありませんが、アベマシクリブは主にCYP3Aにより代謝されるため、CYP3A阻害剤及びCYP3A誘導剤との併用に注意が必要です。
[解説]
アベマシクリブには併用禁忌の薬剤はありませんが、アベマシクリブは主にCYP3Aにより代謝されるため、CYP3A阻害剤及びCYP3A誘導剤との併用に注意が必要です。イトラコナゾール、クラリスロマイシン、ジルチアゼム、ベラパミル等のCYP3A阻害剤との併用により、これらの薬剤がCYP3Aの代謝活性を阻害するため、アベマシクリブの血中濃度を上昇させる可能性があります。リファンピシン、フェニトイン、カルバマゼピン等のCYP3A誘導剤との併用により、これらの薬剤がCYP3Aの代謝酵素を誘導するため、アベマシクリブの血中濃度を低下させる可能性があります1)。
1. ベージニオ 添付文書 https://www.lillymedical.jp/jp/JA/_Assets/non_public/Verzenio/PDF/ABE_PI.pdf
最終更新日: 2021年9月28日
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